はじめに
久しぶりにロードバイクに乗る方がいたので、今回は岡山県の「片上鉄道跡」を選びました。
走りに行った日は2023年6月18日。目的地は「柵原(やなはら)ふれあい鉱山公園」と「たまごかけごはんの店らん」です。ついでに「美作農園」にも寄ってみたのですが、あいにくこの日はお休みでした…。
「ブランクがあるけど、久しぶりに走りたい」
「初心者だけどロングライドに挑戦したい」
そんな方にはピッタリのコースだったので、実際に走ってみた内容を紹介します。
片上鉄道跡ってどんなコース?
このコースは、かつての「片上鉄道の廃線跡」を活用したサイクリングロードで、「片道おおよそ34km」のコースです。
最大の魅力は、なんと言っても起伏がとても少ないこと。初心者や久しぶりにロードバイクに乗る人でも、筋力や体力をあまり気にせず走れます。
また、一部区は歩行者と自転車専用道路があるので車の心配もほとんどなし。「久しぶりだから不安…」という方でも、ゆっくりマイペースに走れるのでおすすめです。
沿線には、昔の駅舎が残っているところもあるので懐かしい鉄道の雰囲気。さらに、和気の街中を抜けると吉井川を眺めながら走ることができます。
実際に走ってみて
備前サイクルセンター〜和気市街地
最初は少しの登りからスタート。登りといっても「河川敷の坂」よりも緩やかで、「山に向かって走ってるな〜」という感覚です。
体力に不安がある方は、なるべく軽いギアで走るのがポイントです。
「和気IC」を超えるとすぐに市街地区間です。市街地手前までは車道とも分かれていて、和気駅を過ぎるとまた専用道になるので市街地でもとても走りやすいです。
また、和気駅を通過すると山陽本線の線路をまたぐ橋を渡るので、鉄道好きの方はおすすめの写真スポットです。
和気市街地〜柵原ふれあい鉱山公園
ここからいよいよ自然の景色を眺めながら走れる区間です。
この区間もほとんど車道と分かれているので、車を気にすることなく走れます。そのため道に迷う心配もほとんどありません。
途中にある駅舎跡で写真を撮ったり、川を眺めたり、自分のペースで楽しむことができます。
休憩には「片上鉄道 備前福田駅」がおすすめです。
ここには自販機やお手洗いがあり、反対車線のお好み焼き店ではコーヒーも飲めるのでちょっと一息つくことができます。
「片上鉄道 備前福田駅」を過ぎると「柵原(やなはら)ふれあい鉱山公園」までは10kmもない距離。
平均速度20kmで走れる方なら、30分かからないぐらいで到着します。
残り3km地点からは少し上りもありますが、こちらも緩やかな上りなので軽いギアで走れば問題ありません。
最後の1kmぐらいは住宅街を通るので、歩行者や車に注意しながら進みましょう。

今回のサイクリングで寄ったところ
片道おおよそ34kmですが、立ち寄れるところはたくさんあります。
今回立ち寄ったところをまとめます。
往路
・片上鉄道 備前福田駅
・柵原(やなはら)ふれあい鉱山公園
・たまごかけごはんの店らん
復路
・美作農園
・お好み焼き木楽
・cafegouter(カフェグーテ)
まとめ
今回は初心者や久々のロングライドの方にぴったりの「片上鉄道跡」を紹介しました。
途中の道のりについてあまり細かく書いていないと感じるかもしれませんが、それこそがこのコースの良さ。
気をつけるポイントが少なく、とても走りやすいルートだったということです。
復路でも景色を楽しむ余裕があるほどでしたが、1点注意したいのは、スタート地点の「備前サイクルセンター」が少し分かりづらいこと。通り過ぎてしまいやすいので、近づいたらしっかりMAPを確認するのがおすすめです。特に、その先に急勾配の坂があるので、見逃さないよう注意してください。
このブログが、久々にロードバイクに乗りたい方や、ロングライドに挑戦したい方の参考になれば嬉しいです!