はじめに
久しぶりのロングライドに挑戦した背景
2022年11月にしまなみ海道を片道だけ走り、2023年には往復に挑戦したい思っていました。
そのためにトレーニングとして、今回は小豆島のショートカットコースを走ることにしました。
普段ロードバイクに乗ってる人からすると、「56km」というのは長距離とは言えないと思います。
でも、年に数回しか乗らない初心者にとっては、坂道もありしっかり走りごたえのあるちょうど良い距離だと感じました。
小豆島を選んだ理由
今回走った小豆島のショートカットコースは、距離こそ短めですが、途中いくつかきつい坂があります。
これは、しまなみ海道の各島の山間部や橋に登る坂に似ていて、適度に負荷をかけながら走る練習にぴったりだと思いました。
小豆島一周ショートカットコースとは?
一般的な小豆島一周(フルコース)との違い
ショートカットコースの一番のメリットは、後半の一番きつい上り坂を超えたあと、すぐに市街地に入れることです。
序盤と後半の初めに坂はありますが、いちばん疲れてくるタイミングで街中に出られるため、休憩スポットを見つけやすく、自分のペースで走ることができます。
参考までに、2025年8月にマメイチ(フルコース)を走ったときと比較します。
フルコースの場合は、島東部の上り坂から、そのまま南部の山間部に突入するため、かなり長く厳しい坂が続きました。
また、南部エリアは補給や休憩できるところがほとんどなく、岬の西側に進むまでは、ほとんどノンストップで走らざるを得ませんでした。
その点、ショートカットコースなら、体力的にも精神的にも余裕を持ってマメイチを楽しめます。
また、難所以外にも適度にアップダウンがあるため、常に自分の状況を考えながら走る必要があるところが、「久しぶりのロングライド」にちょうどいいコースとして、初心者には特におすすめです。
ショートカットコース概要
2023年4月23日 (8:30スタート)
項目 | 内容 |
距離 | 約56km |
獲得標高 | 640m |
走行時間 | 4時間50分 |
1つ目の難所
マップの中央部分から坂が始まります。
島の東側(今回のコース最難関の場所)
マップの中心部あたりから連続の坂の始まりです。
島の南部に差し掛かるところのトンネルを抜けると難所が終わります。
ここまでに、5回ぐらいのアップダウンを越える必要があります。
当日のコース紹介
スタート地点
土庄港
見どころ(景色)
1.こぼれ美島展望台
海を一望できるポイントです。夏場は草木が生い茂っていますが、その時期を外せば視界を遮るものもなく海を一望できます。
2.福田海岸
福田港や小島を眺められるスポットです。「さぬき百景」にも選ばれていて、記念撮影にもおすすめです。
補給ポイント、休憩スポット
ここからは、小豆島を2回走ってみておすすめだと思った補給、休憩スポットです。
1.道の駅 大坂城残石記念公園
売店、自販機、サイクルラック、トイレが完備されています。スタートから11km地点。最初の登りを越えてすぐにあるのでしっかりと補給、休憩をしましょう。
2.吉田東展望台
2つ目の長い坂を登った先にあります。屋根付きの休憩所があるので、日差しがきつい日にもおすすめです。ここから、島の東側はひたすら登ったり下ったりなので、なるべく補給食も食べておきましょう。
3.福田港
島の東側に差し掛かって、1つ目の坂を越えたところにあります。自販機があるので、水分がない方、微妙な量の方は追加しておきましょう。自販機の種類が多いので、自分に合った水分を購入しやすいです。
4.福田海岸
見どころでも書きましたが、「さぬき百景」のスポットになります。島の東側の2つ目の坂を越えたところにあるので記念撮影を兼ねて水分補給もしておきましょう。この先も、まだまだ、上り下りが続きます。
5.食事処うめもと
島の東側最後の坂の前にある穴子丼が食べられるお店です。サイクルラックがあるので、ここで昼休憩を行い、前半のアップダウンの疲れを癒すのがおすすめです。
6.手延べ素麺 なかぶ庵
小豆島名物「生そうめん」が食べられるお店です。穴子丼の店からおおよそ20分以内には到着することができます。私はどちらの店も一回のライドで寄り、ついつい食べすぎてしまいました。
こちらはフルコースの経路沿いにはないため、ショートカットコースを走るならぜひ寄ってみてもらいたいです。
7.MONORI GELATO
山間部を越えた後の、街中にあるジェラート屋さんです。サイクルラックがあり、隣の草壁港には、自販機、トイレもあります。後半にさしかかり、だいぶ疲労や暑気もしていると思おうので、ここで糖分補給も兼ねて、冷たいものを食べて残り約20kmを乗り切りましょう。
まとめ | マメイチショートカットは初心者におすすめ
今回は、マメイチ「小豆島一周」ショートカットコースについて紹介してきました。
以下、ポイントのまとめです。
・難所は島の東側に集中しているため、ペース配分がしやすい
・後半は市街地を走るので、疲れが出てきた時に休憩・補給ポイントに困らない
・見どころやグルメが多く、ロングライドの達成感をしっかり味わえる
※私の場合はグルメを楽しみすぎて、食べ過ぎでしんどくなりました。食べ過ぎ注意です笑
「フルのマメイチはまだ不安…」という方でも、ショートカットコースなら無理なく楽しめると思います。
久しぶりのロングライドや初心者の方にはぴったりなコースだと思います。