初心者の百名山チャレンジ②|石鎚山成就社ルート

初心者

石鎚山とは

石鎚山は愛媛県にある西日本最高峰の山です。
最高峰は標高1,982mの天狗岳で、日本百名山にも選ばれています。
石鎚山は初心者から上級者まで人気のある山ですが、鎖場や急な登りもあり、登山装備や時間に余裕を持った計画が大切です。
一方で、西日本最高峰ならではの景色や達成感は素晴らしく、険しい道のりの先には何度でも見たくなる絶景が待っています。

今回の登山情報

  • スタート:西之川駐車場
  • 登り:リフトなし
  • 下山:リフト利用
  • 登山ルート:成就社ルート
  • 登山時間:約8時間(西之川登山口8:22発〜成就社ルートリフト乗り場16:24着)
    帰りは日没時間を考慮してリフトを利用しました。
    私は登山をする際、山の高さに関係なく毎回 YAMAP でルート確認と当日の地図を準備しています。
    今回の石鎚山登山では、実際に2回ほど道に迷いかけましたが、YAMAPで現在地を確認できたことで迷わずに登山を終えることができました。

初心者が注意したいと感じたこと

今回の石鎚山登山では、富士山以上に山道がハードだと感じました。
特に岩場や急な登りが多く、初心者の自分には写真を撮る余裕があまりありません。
また、登山道によっては分岐が分かりづらい場所もあり、実際に2回ほど道に迷いかけています。
少しでも道に迷ったと感じた場合は、そのまま進まず、すぐに引き返すことが大切だと思いました。
今回、天狗岳には向かいましたが、途中の「試しの鎖」が自分にはかなり難しく感じたため、鎖場はすべて迂回ルートを利用しています。
下山時は疲労も溜まっていたため、日没前に安全に下山することを優先してリフトを利用しました。

試しの鎖

西之川駐車場〜成就社ルート合流まで

まずは、西之川駐車場からリフトを使わずに成就社ルートを目指しました。
登山道は終始森の中を歩いていくルートで、似たような景色が続きます。
途中にはスマホが圏外になる場所もあり、目印を見落として分岐で一度道に迷いました。
YAMAPで現在地を確認すると登山道から外れていたため、すぐに引き返しています。
その後、他の方が投稿していた目印に気づくことができ、無事に登山道へ戻ることができました。
少しでも「道が違うかもしれない」と感じた場合は、そのまま進まずにすぐ引き返すことが重要だと思います。
私の場合は、約2時間ほどで成就社ルートに合流できました。
ただ、高い段差が多く体力もかなり使うため、普段あまり運動をしていない方はリフト利用の方が安心だと感じます。

山道の景色

成就社ルート〜石鎚山山頂(弥山)まで

成就社ルートに合流した後は、ある程度登山道が整備されています。
合流前のように「なんとなく人が通った道を探す」という感じは少なくなりました。
ただ、途中には分かれ道のような場所もあるため、圏外でも確認できる地図を準備しておくと安心だと思います。
私の場合は、YAMAPで事前に地図をダウンロードして登山を行いました。
また、山道には木の階段や足場がガタガタになっている場所もあり、足場を固定している金具が飛び出している箇所もあるため注意が必要です。
迂回路についても、崖側に手すりがない場所があり、王道ルートとはいえ気を抜けない場所が多いという印象でした。
個人的には、距離や高山病への注意が必要な富士山よりも、石鎚山の方が登山道はハードに感じています。
私の場合は、おおよそ2時間ほどで弥山山頂へ到着しました。
ただ、リフト側駐車場のスタッフさんからは「成就社ルートは片道3時間程度」と聞いていたため、初心者の方は余裕を持った登山計画を立てるのがおすすめです。
ですが、山頂に到着してしまえばそこからの景色は絶景で、それまでの疲れを一瞬忘れるぐらいの達成感があります。注意が必要な崖エリアがあるからこそ山脈を眺める景色に阻まれるものがありません。

弥山からの景色

自分で行ったからこそ写真を見ても景色を思い出せますが、
写真では伝わらないぐらいの絶景を見ることができます。
道中もそうですが、自然の厳しさがあるからこその絶景が見られるスポットだと思いました。

道中の景色

いよいよ西日本最高峰の天狗岳へ(弥山〜天狗岳)

いよいよ西日本最高峰の天狗岳へ向かいます。
余裕がなく写真は撮れていませんが、最初から鎖を使って進む場所があります。
一般的な鎖場というよりは、ロープを使って登り降りするような感覚に近い印象でした。
その後は左右どちらも崖になっている岩場が続きます。
慣れている方はスムーズに進んでいましたが、個人的にはかなり怖く、掴める岩場を探しながら慎重に進んでいます。
途中まで進んでしまったため戻るのも大変で、「もっと他の山で経験を積んでから来るべきだった」と感じました。
両サイドが開けている分、景色は絶景です。
ただ、自分には景色を楽しむ余裕はほとんどありませんでした。
今回は平日に登山したため人が少なく、後ろの方から「ゆっくりで大丈夫ですよ」と声をかけてもらえたことで、焦らず慎重に進むことができました。
天狗岳では曇っていたことと、後ろが詰まっていたこともあり、山頂の写真のみ撮りました。

下山

下山時は、夜明かし峠からリフトを利用せずに歩いて戻る予定でした。
ですが、途中で道が分からなくなりそうになったため、一度引き返してリフトを利用することにしています。
リフトにも最終時間があるため焦りもありました。
結果的にここで約40分ほど時間をロスしましたが、最初からリフトへ向かっていれば約2時間ほどで到着できていたと思います。
個人的には、最終便のリフト時間の1時間前には到着できるようなスケジュールを組んでおくと、かなり気持ちに余裕ができると感じました。
また、成就社ルートへ戻ったのは15時頃でしたが、平日ということもあってか、ほとんど他の登山者とすれ違っていません。
登山初心者で不安がある方は、ある程度ほかの登山者がいる時間帯に下山を始める方が安心だと思います。

道中の景色

まとめ

今回は石鎚山の成就社ルートと、西之川駐車場からリフトを使わずに登った感想を書きました。
西之川駐車場からのルートは、登山口へ到着するまでにもかなり体力を使うため、普段あまり運動をしていない方や登山初心者の方はリフト利用の方が安心だと思います。
また、石鎚山は想像以上に岩場や急な登りが多く、個人的には富士山よりもハードに感じました。
特に天狗岳周辺は、高所が苦手な方にはかなり怖く感じる可能性があります。実際に自分もかなり緊張したので、次回挑戦するならもう少し練習してから行こうと思いました。
一方で、西日本最高峰ならではの景色や達成感は素晴らしく、登り切った時の満足感は非常に大きかったです。
今回の内容が、これから石鎚山へ挑戦する方の参考になれば嬉しいです。