旅行の計画を立てるのは楽しい反面、調べた電車の時刻や金額を見やすい表にまとめるのは、なかなか面倒ですよね。
私は2026年7月の富士山登山で、手書きで書いた予定のメモをスマホで撮って、AIのチャットに渡し、表にまとめた「旅のしおり」をPDFで作ってもらいました。旅行中はそのPDFをスマホで開いて、乗り換えの時刻を確認しながら移動しました。白州蒸溜所や伊勢への旅でも、AIでしおりを作っています。
この記事では、私が実際にやった「手書きメモから作る方法」と、手書きなしで「条件を伝えて最初から下書きしてもらう方法」の2通りを紹介します。あわせて、AIに任せきりにしないための確認のコツもまとめました。
実際に作ったしおり(名古屋〜富士山)
まずは、実際に作ったしおりを見てください。名古屋を観光してから御殿場に入り、須走ルートで富士山に登った、2026年7月8日〜10日の部分です(ブログ用に、名古屋からの行程だけを抜き出しています)。

中身は、次のようなシンプルなものです。
- 日ごとの表(区間・出発・到着・備考・金額)
- 日ごとの合計金額
- 最後に費用のまとめ(抜き出した部分で37,060円)
※金額・時刻は、出発前(2026年7月時点)の計画です。
旅行中はこのPDFをスマホで開いて、乗り換えの時刻を確認していました。乗り換えのたびに時刻を調べ直さずに済んだのが助かりました。
富士山登山そのものの様子は、富士山・須走ルートの登山記録にまとめています。
作り方A:手書きメモを撮って、表・PDFにしてもらう(私のやり方)
私が富士山で実際にやった方法です。電車の時刻や金額は自分で調べ、まとめる作業だけをAIにお願いしました。
- 時刻と金額を調べて、手書きでメモする 乗る電車・バスの出発と到着の時刻、運賃、宿泊費などを、紙にざっと書きます。きれいに書く必要はありません。
- メモをスマホで撮って、AIのチャットに貼る 写真を貼って、「この手書きメモを、日ごとの表にした旅のしおりにしてください」のようにお願いします。
- 表・PDFにしてもらう 日ごとの表と費用のまとめができたら、PDFにしてもらってスマホに保存します。

いちばん良かったのは、表にする手間が省けたことです。手書きのメモを見ながら表を作り、金額を合計していく作業が、メモの写真を貼るだけで済みました。
一方で、時刻を調べる作業は自分でやったので、そこは手間が減りませんでした。そこで考えたのが、次の作り方Bです。
作り方B:手書きなし、条件を伝えて下書きしてもらう
ここからは、私がまだ試していない方法です。こういう使い方もできます、という提案として読んでください。
手書きのメモを作らずに、旅の条件をAIのチャットに伝えて、しおりの下書きを最初から作ってもらう方法です。
伝えるとよい条件の例:
- 日程(何日から何日まで)と出発地
- 人数
- 予算
- 行きたい場所・やりたいこと
- 体力や歩くペース(「1日に歩けるのは◯時間くらい」など)
下書きができたら、電車やバスの時刻・料金は、乗換案内や公式サイトで必ず確認して直します。AIが出した時刻や料金は、古かったり間違っていたりすることがあるからです(理由は後半で書きます)。
時刻を一から調べる手間が減らせる可能性があるので、「調べるところから楽をしたい」人に向いていると思います。

AとBの選び方
| 作り方A:手書きメモから | 作り方B:手書きなし | |
|---|---|---|
| 向いている人 | 予定は自分で決めたい人 | 全体の流れを早く作りたい人 |
| 自分でやること | 時刻・金額を調べてメモする | できた下書きの時刻・料金を確認する |
| AIにお願いすること | 表・PDFにまとめる | 予定の下書き+表・PDF |
| 気をつけること | メモの書き間違い | AIの時刻・料金の間違い |
しおりとチェックリストは用途を分けると便利
AIに作ってもらえるのは、しおりだけではありません。私は、しおりとチェックリストを別々の用途で使いました。
- しおり: 旅の全体像。日程・移動・費用を1枚で見るためのもの(富士山で作成)
- チェックリスト: 前日の準備用。持ち物や時刻、帰りの目安を確認するためのもの(弥山で作成)
2026年11月3日に宮島の弥山に登ったときは、AIに所要時間・費用・出発時刻から考えた帰宅のめどを相談し、内容をチェックリストにまとめてもらいました。前日にこれを読んで、帰りの目安を確認しました(当日は見ていません)。

チェックリストには、次のような項目が入っていました。
- 持ち物(水の量・補給食・雨具など)
- 費用(電車・フェリーなど)
- 自分のペースで考えた所要時間の目安
- 時刻ごとの予定
- 引き返す目安
弥山の登山の様子は、宮島・弥山の登山記録にまとめています。
AIに任せきりにしない:料金と時刻は公式で確認
AIでしおりを作るときに、いちばん気をつけてほしいのが料金と時刻の確認です。
江田島(広島県)のレンタサイクルをAIと下調べしたとき、電動アシスト自転車のレンタル料金が、資料によって1,000円・2,000円(+保証料)・3,000円とバラバラでした。江田島市観光協会の公式サイトで確認すると、電動アシストは1回3,000円+保証料1,000円(時間内に借りた場所へ返すと戻る)でした(2026年11月8日に確認)。
こうした食い違いは、AIでも、ネットの情報でも起こります。しおりに書く料金・時刻は、次の順で確認するのがおすすめです。
- 運営会社・自治体・観光協会などの公式サイト
- 電車やバスは乗換案内アプリで当日の時刻
- 見つからないものは「要確認」と書いておき、現地や電話で確かめる
もうひとつ、個人情報はAIに入れない・しおりに載せないことも大切です。予約番号や予約画面のQRコード、氏名などは、しおりに入れなくても困りません。人に見せたりSNSに載せたりするときも安心です。
まとめ
- AIを使えば、旅のしおりは手書きメモの写真からでも作れる
- 作り方は2通り。A:手書きメモから(予定は自分で決める)/B:条件を伝えて下書き(調べる手間を減らす)
- しおり(旅の全体像)とチェックリスト(前日の準備)は、用途を分けると便利
- どちらの方法でも、料金と時刻は最後に公式で確認する
旅の計画が面倒で後回しにしている人は、まずは手書きのメモを1枚撮って、AIのチャットに貼るところから試してみてください。
