2026年11月3日(文化の日)、広島・宮島の弥山(みせん)に、ロープウェイを使わず歩いて登ってきました。
紅葉谷コースで山頂の展望台まで登り、そのまま駒ヶ林(こまがばやし)を通って大元コースで下りる縦走コースです。
YAMAPの標準タイムは約4時間(休憩込みで4時間半〜5時間が目安)、宮島へのフェリー往復と宮島訪問税は500円でした。
この記事では、実際に歩いた道の様子と時間、展望台からの景色、フェリーの乗り方や費用をまとめました。 「弥山に歩いて登ってみたいけれど、自分の体力で大丈夫かな」と迷っている方の参考になればうれしいです。

結論:展望台の大パノラマは、歩いて見に行く価値あり。ただし石段は覚悟を
先に結論です。
- 展望台から見た、瀬戸内海の島々が重なる景色に感動しました。歩いて登る価値は十分あります
- いちばんきつかったのは、紅葉谷コース後半の石段です
- 運動に自信がない方には、展望台までならおすすめできます。駒ヶ林・大元へ抜ける縦走は、山歩きに慣れてからがいいと思います
私は少し速めのペースで歩いたので、時間は下の「今回のコースと所要時間」で、公式の目安とあわせて紹介します。
今回のコースと所要時間(YAMAPを参考にしています)
歩いたのは、YAMAPのモデルコース「弥山登山道入口-弥山-駒ヶ林 縦走コース」です。
- 登り:紅葉谷コース
- 山頂:弥山展望台
- 縦走:駒ヶ林
- 下り:大元コース
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 6.7km(YAMAPのモデルコース) |
| 標準タイム | 3時間58分(YAMAP・休憩なし) |
| のぼり/くだり | 667m/665m(YAMAPのモデルコース) |
| 宮島観光協会の目安 | 紅葉谷コース 約1時間30分〜2時間、大元コース 約2時間〜2時間30分(どちらも休憩込み) |
※宮島観光協会の目安は「歩いて登山 3ルート」より(2026年11月3日に確認)。
初めての方は、写真や休憩の時間も入れて4時間半〜5時間くらいを見ておくと安心です。
道の途中には、ところどころベンチや、座って休めそうな岩・広い場所がありました。疲れたら無理せず休みながら登れます。
私の記録
| 時刻 | 場所 |
|---|---|
| 8:45 | 宮島口からフェリー |
| 8:58 | 宮島桟橋から歩き始め |
| 10:30ごろ | 弥山の山頂・展望台 |
| 11:15ごろ | 駒ヶ林 |
| 12:15ごろ | 大元コースを下りきる |
歩き始めから下りきるまで、約3時間15分でした。写真を撮っていた時間も10分以上はあったと思います。
ただ、YAMAPの記録では私のペースは標準の130〜150%(速い)と出ていました。初めての方は、私の時間ではなく上の標準タイムや観光協会の目安を参考にしてください。

アクセス|JR宮島口からフェリーで約10分
広島市内からはJR山陽本線で宮島口駅へ向かい、宮島口からフェリーで宮島へ渡りました。
フェリーはJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社があり、私は宮島松大汽船に乗りました。乗っている時間は10分ほどです。
宮島松大汽船の運賃は、大人片道200円・往復400円です。宮島へ渡るときは、これとは別に宮島訪問税100円がかかります。 私が買った往復のきっぷは、訪問税込みで500円でした。きっぷには「4日間有効」と書かれていました。

船は3階建てで、2階が客室、3階は屋根付きの展望デッキになっています。 この日は祝日で、行きの船には遠足のような団体さんも乗っていました。

※運賃・宮島訪問税は宮島松大汽船の運賃ページ、廿日市市「宮島訪問税の概要」で確認しました(2026年11月3日)。時刻は宮島松大汽船の時刻表をご覧ください。
朝の大鳥居と紅葉谷公園(登山口まで)
宮島桟橋から歩き始めると、朝の大鳥居が見えました。 朝は潮が引いていて、大鳥居の根元まで砂地になっていました。

そこから紅葉谷公園へ向かい、「弥山登山道(もみじ谷コース)」の標識に従って登山道に入ります。

トイレについて、宮島観光協会では、山頂の展望台のトイレは数が少なく混むので、登る前に済ませておくよう案内しています。私は登山中に一度もトイレを使いませんでした。
紅葉谷コース|舗装された道から、後半は石段の登りへ
紅葉谷コースの前半は、木々に囲まれた道を歩きます。

途中から石段になり、後半は段差の大きい石段や、石がゴロゴロした段が続きます。 今回いちばんきつかったのは、この紅葉谷コース後半の石段でした。
宮島観光協会でも、紅葉谷コースは「前半はゆるやかで、後半は急な階段」と紹介されています。前半で飛ばしすぎないのがおすすめです。

道の途中には「紅葉谷園地 1.1km/弥山山頂 1.4km」のような標識が何か所もあり、あとどのくらいかが分かります。

補給は、9時48分ごろに歩きながらカロリーメイトを2本食べました。
弥山展望台からの大パノラマ
10時半ごろ、弥山の山頂に着きました。
展望台からは、瀬戸内海に島々が重なって見えます。この島々の重なりに感動しました。

山頂には15分ほどいて、カロリーメイト2本とアミノバイタルで補給しました。 この日は祝日で、展望台は座れる場所はあったものの、混んでいました。
山頂付近の岩場には鹿もいました。

山頂の展望台では飲み物を売っていないので、水は持って行きましょう。私は1L以上持って行き、足りました。展望台が開いているのは10時〜16時です(宮島観光協会)。
余力があれば駒ヶ林へ(岩場と稜線の景色)
山頂のあとは、駒ヶ林へ向かいました。11時15分ごろに駒ヶ林に着いています。
駒ヶ林のあたりは岩場で、手を使う所がありました。宮島観光協会でも、駒ヶ林付近の岩場は注意するよう案内されています。

岩の上に松が立つ所もありました。

体力に余裕がない場合は、無理に駒ヶ林へ行かず、展望台から来た道を戻るのもひとつです。
大元コースで下山|分岐に注意
駒ヶ林からは大元コースで下りました。 道には木の根が張り出した所もあります。

宮島観光協会によると、大元コースは分岐が多いので、道を間違えないよう注意が必要です。分岐では標識と地図アプリで現在地を確かめながら歩くと安心です。

12時15分ごろ、大元コースを下りきりました。
下山後は満潮の大鳥居と伊都岐珈琲
下山後は、伊都岐珈琲(いつきこーひー)でひと休みしました。

お昼すぎに見た大鳥居は、朝とは違って満潮で、海の中に立っていました。

帰りは13時過ぎの船で宮島口へ戻りました。
費用|フェリーと訪問税で500円
宮島に渡るのにかかったのは、フェリー往復と宮島訪問税で500円でした(宮島口までのJR運賃は別)。
ロープウェイを使う場合は、大人片道1,100円・往復2,000円です(宮島ロープウエー 料金・2026年11月3日に確認)。 歩いて登れば、この分がかからず、展望台の景色を見に行けます。
※ロープウェイは、11月の一部の日は事前予約が必要な「特定日」になっています。利用する場合は公式サイトを確認してください。
弥山に登るなら知っておいてほしいこと
- 水は多めに:山頂の展望台では飲み物を売っていません(宮島観光協会)。私は1L以上持って行き、足りました
- 靴は運動靴か登山靴で:石段や岩場があります。私は登山靴で歩きました。観光協会も、サンダルやヒールは滑りやすいので避けるよう案内しています
- 休憩はこまめに:道の途中に、ベンチや座って休めそうな岩・広い場所がところどころにありました
- トイレは登る前に:山頂のトイレは少なく混むそうです
- スマホの充電に注意:私はモバイルバッテリーを忘れてしまい、写真をたくさん撮ったこともあって、電池がかなりギリギリでした。地図アプリを使うなら、モバイルバッテリーを持って行くと安心です
- 大元コースは分岐に注意:分岐が多いので、標識と地図アプリで確認しながら歩きましょう
- スズメバチ・マムシに注意:宮島観光協会が注意を呼びかけています
※注意点は宮島観光協会「歩いて登山 3ルート」で確認しました(2026年11月3日)。
秋に行くなら(紅葉と行事)
私が歩いた11月3日は、紅葉谷の紅葉はところどころ色づいていました。

宮島観光協会によると、紅葉谷公園の紅葉の見頃は11月中旬〜下旬です(紅葉谷公園)。
2026年は11月21日(土)に「宮島夜市」があり、嚴島神社の夜間特別拝観(19:30まで)や、紅葉谷公園・大聖院のライトアップも予定されています(宮島観光協会のお知らせ・2026年11月3日に確認)。
まとめ
- 紅葉谷コースで登り、弥山展望台から駒ヶ林を通って大元コースで下りました
- 展望台から見た、瀬戸内海の島々が重なる景色に感動しました
- いちばんきつかったのは紅葉谷コース後半の石段。駒ヶ林には手を使う岩場があります
- 運動に自信がない方は、まずは展望台までがおすすめです
- 船代と訪問税で500円。歩いて登れば、ロープウェイ代をかけずに展望台の景色が見られます
宮島に行くなら、厳島神社だけでなく、ぜひ弥山の展望台からの景色も見てみてください。
ロープウェイを使わずに歩いて登った山では、愛媛県の石鎚山の記事もあります。
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